2018.05.21

すべり症とヘルニアと診断されたあなたへ

はい、あなたの骨格のゆがみを改善する専門家、高橋正志(たかはしまさし)です。

 

現在、当院に通われている50代の男性、整形外科でレントゲンとMRIを撮って、腰のすべり症とヘルニアと診断された方がいらっしゃいました。

症状は右のおしり~ふくらはぎにかけての痛みでした。ベットに寝ている時は良いのですが、立ち上がって体重が乗っかると強い痛みが出て、立っているのもままならない状態でした。


画像診断と症状の不一致


今回は、私としては、画像診断と症状が一致しないなとおもいました。もし、ヘルニアによる症状であれば、足の指先まで症状がでるはずなのですが、今回の患者さんの症状はふくらはぎまでの痛み、似たような症状を出す『梨状筋(りじょうきん)症候群』という症状が気になったので梨状筋の検査をしたら、やはり梨状筋症候群の反応がでました。


私が伝えたい事


今回、私が伝えたいことは、画像診断は、間違いなくとても有効な検査法なのですが、ヘルニア(飛び出る)という意味で、その飛び出た組織が神経に触れていたらヘルニアによる症状がでるのですが、ヘルニア(飛び出る)が神経に触れていなければ、症状はでないのです。

ちなみに、まったく腰に痛みのない大人を100人MRIの画像をとったら、2から3割はヘルニアがある人がいるようです。

画像診断はヘルニアという、組織が飛び出た状態を写しだしてくれていますが、その飛び出たヘルニアが神経に触れているかどうかまでは、はっきりわからないことが多いのです。

患者さんのその後


当院では、主に、股関節の矯正とおしり周りに筋肉を緩める施術をしております。5月上旬から施術をスタートして、まだ、少しおしりに違和感があるものの、仕事にも復帰できて、痛みからも解放され、笑顔もでるほどです。

当院では、自宅でも行って頂きたいストレッチは口で伝えるだけでなく、写真入りのストレッチ用紙をお渡しております。

院をでた後の患者さんのセルフケアも、早期のお悩み改善には欠かすことのできない大切なことだと思っています。

あと少し、患者さんと二人三脚でしっかり改善しておきたいとおもいます。

【たかはし整骨院・鍼灸院】横浜市西区

~骨盤矯正、猫背矯正、膝の痛み改善、交通事故治療、アキュスコープ治療~

【資格】柔道整復師・鍼灸師

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